時代を超えて人気の高いラブコメディといえば「ノッティングヒルの恋人」でしょう。見ると元気になる爽やかな映画で幸せな気持ちにしてくれます。中には何度観ても飽きないなんて人もいて、一緒に泣いて笑える映画です。1999年のイギリス映画ですが、古さを感じさせないのも人気の理由です。

主役や他のキャストについて


主演のアナスコットを演じたのは「ジュリア・ロバーツ」、ウィリアムタッカーを演じたのは「ヒュー・グラント」です。冴えない役どころにしてはちょっとかっこよすぎるのでは?なんて思ってしまう気持ちもありますが、見れば見るほど適役だと思わずにはいられません。

主演が美男美女のラブコメはなかなかありませんし、得した気持ちになります。他にもウィリアムの同居人スパイクを「リズ・エヴァンス」、友人役のベラを「ジーナ・マッキー」など、脇役も名前を知られている人ばかりなので、贅沢な気持ちにしてくれる映画です。

あらすじや見どころ


バツイチで冴えない男のウィリアムは、ノッティングヒルで旅行専門書店を営んでいました。対して利益も出ていないお店ですが、あるときその書店にハリウッド女優アナが訪れます。特に何かがあるわけでもなかった2人ですが、すぐ後に飲み物を買いに出たウィリアムと街角でアナと衝突してしまい、洋服を汚してしまいお互いの良い部分が見え距離が縮まっていき・・・。

今の時代のように携帯やSNSなどもない時代に、恋愛経験の少ない冴えない男性ウィリアムが臆病になりながらも一生懸命に努力する姿に心が打たれます。女優というなかなか現実にはありそうでない話しながらも、時には感情移入をしながら2人の恋愛を当事者になった気持ちで視聴できるのもなかなか面白い見どころだと思います。ときに笑ってしまうような展開もあり、甘すぎる映画ではないからこそ楽しめます。

主題歌のタイトルや歌手は?


エルヴィス・コステロの「She」はイギリスの連続ドラマ「女の7つの顔」で主題歌になり大ヒットをした曲をカバーしたものです。

映画の内容と驚くほどマッチしていて、女優であるアナに対して好きな気持ちはあるものの、憧れや自分に対しての自信のなさなどポエムのように描かれているので、ノッティングヒルの恋人が好きな人は絶対にハマる曲だといえます。

彼女への想いがとにかく溢れていて曲を聞くだけでも幸せな気持ちにしてくれます。気弱なヒュー・グラントそのものをイメージした曲といえます。

ロケ地はどこ?


ロンドンのノッティングヒルを中心にロケが行われています。例えばウィリアムが働いていた本屋「トラベルブックカンパニー」のモデルになったお店が今でも残っています。映画のときの状態が今でも強く残されていて、木のぬくもりを感じる温かい雰囲気でどこか懐かしいおしゃれな本屋さんです。看板には映画の詳細が記されているなど、映画のファンにとっては絶対に訪れておきたい場所です。

またウィリアムとアナが知り合った「運命の交差点」は本屋の近くにあります。オレンジジュースをかけてしまったシーンになり、「コーヒーリパブリック」のお店が目印になりますので探してみてくださいね。他にも劇中で映画のシーンの撮影に使われたのが「コロネシネマ」になり、1872年にオープンしてから優雅な雰囲気の場所です。今は劇場ではなくイベントなどで使われる場所として残されています。

ロンドンの観光も兼ねて、ノッティングヒルの恋人のロケ地巡りをするのも楽しいかもしれませんね。

原作はあるの?


ノッティングヒルの恋人の原作はないのですが、映画を基に小説化したものは発売されています。1999年8月に発売されてから、今でも良書として評価されています。

出演者の演技レベルや衣装について


ジュリア・ロバーツやヒュー・グラントは数々の映画で主演を飾るほどの人気俳優になりますので、演技力は全く問題ありません。ジュリア・ロバーツといえば1990年のプリティ・ウーマンで一気に当たり役として知名度をあげました。

その後アカデミー賞にノミネートされ、主演女優賞を受賞しました。2010年には日本で初来日をしたことも話題になりました。ヒュー・グラントはイギリスの俳優になりブリジット・ジョーンズの日記にも主演しています。ロマンチック・コメディ映画を中心に活躍しています。

映画の衣装を担当したのはシュナ・ハーウッドです。リチャード三世の衣装を手がけたことでも知られていて、衣装のセンスには定評のある女性です。

ラストや映画全体の考察・解釈


一度はゴシップが増えたこともあり、ウィリアムに二度と合わないと決め一度は側から離れました。アナの撮影現場に訪れたウィリアムにアナが愛の告白をしますが、自分には不釣り合いだと判断し振ってしまいます。そんなウィリアムに対して友人達が説得し告白が成功します。その後二人は結婚しかわいい子どもを授かるのがラストです。

王道の恋愛映画ではありますが、お互いを思い合う気持ちやまわりの友人の協力など、観ていて思わず応援したくなってしまうような映画です。ジュリア・ロバーツがとにかくかわいくてローマの休日の現代版としても話題になっただけある、本物の恋愛映画です。

監督は誰で、他にどんな作品を作っているか


イギリスの映画監督として有名なロジャー・ミッシェルが務めています。もともと1985年にロイヤル・シェイクスピア・カンパニーに參加し、助監督や舞台監督として活躍しました。その後1995年に「待ち焦がれて」で監督デビューを果たしました。「恋とニュースのつくり方」や「私が愛した大統領」、「ウィークエンドはパリで」「レイチェル」などの監督も
ロジャー・ミッシェルです。魅力的な作品を次々に生みだす有名な監督です。

ノッティングヒルの恋人は時代を超えるまさに名作です。一途に思い続けるウィリアムにやきもきしてしまう気持ちはもちろん、いつの間にか応援していて自分の恋愛のような気持ちで観ることができます。主題歌のSheも一緒に聞きながら映画の世界観にハマってみてくださいね。近頃恋愛してないな~なんてあなたにも幸せな気持ちにしてくれる元気をもらえるおすすめの映画です。