余命を宣告された男性と、猫の感動的な話が演出されている「世界から猫が消えたなら」は、人生を考えさせられるような内容になっているため、誰もが感動するようなストーリー展開を楽しむことができます。

今回は、「世界から猫が消えたなら」とは、どのような映画なのか、主役や見どころについて、詳しく紹介していくので、参考にしてみてください。

あらすじ

これは、余命わずかな僕に起きた、やさしい「愛」の物語。 余命わずかの30歳郵便配達員の前に、自分と同じ姿をした悪魔が現れた。 世界から電話、映画、時計、そして、猫が消える…? もしも、大切なものを一つ消すこととひきかえに、一日の命をもらえるとしたら。

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主役や他のキャストについて

映画「世界から猫が消えたなら」の主役は、「佐藤健」さんです。30歳の男性で「キャベツ」という名の猫と暮らしている郵便配達員の役柄を演じています。またストーリーの重要な役割を持っている悪魔役も佐藤健さんが演じているので、2役となっているのが本作の特徴です。

彼女役には、「宮崎あおい」さんが担当しています。大学時代の恋人で、卒業旅行が原因で別れたことを主人公は気にしており、物語の途中で電話を話すもそっけない態度を取っていました。

他にも親友役には、レンタルビデオ屋で働く中学時代の友人である通称ツタヤ役には、「濱田岳」さんが担当しています。映画に詳しく、主人公とは映画を通じて仲良くなったのがきっかけです。

見どころ

映画「世界から猫が消えたなら」は、主人公が医者に脳腫瘍であることを告げられ、余命わずかと宣告されたことからストーリーが展開されていきます。

悪魔との契約によって、余命が延びる代わりに、世界から大切な物が消えていく独創的な展開が魅力です。

本作の見どころは、余命を宣告されたことで、主人公が大切な物を失くしてでも生きたいという意思を貫き、命の大切さを知ることができるストーリー展開が注目になります。

自分が生きるためには、何を犠牲にすることができるのか、見ている側も考えさせられるようなストーリーになっているので、自分が同じ立場になったらどうするのか、考えながら見ると、夢中になって映画を楽しむことができるでしょう。

主題歌のタイトルや歌手は?

映画「世界から猫が消えたなら」の主題歌を担当しているのは、次世代アーティストとして話題になっている「HARUHI」です。13歳の頃から楽曲製作を始めたという彼女は、人の心を写し出すような繊細な曲を作るのに長けています。

今回の「世界から猫が消えたなら」の主題歌になっている「ひずみ」でメジャーデビューを果たし、自分の人生を考えさせられるような繊細な歌詞に、いつまでも聴いていられるような優しいメロディと歌声で構成されている楽曲です。

自分の余命を宣告され、残りの人生をどのように過ごしていけばいいのか、悩んでいる主人公の苦悩を表現しているような楽曲になっているので、映画の内容とマッチしているといえるでしょう。

ロケ地はどこ?

映画「世界から猫が消えたなら」のロケ地として活用されているのは、主に函館の街並みが利用されています。どのような場所がロケ地に利用されているのか、具体的な場所を紹介していくので、参考にしてみてください。

・はこだて工芸舎

函館市末広町にある「はこだて工芸舎」が「世界から猫が消えたなら」のロケ地として活用されています。はこだて工芸舎は、元々昭和10年建築の卸問屋「梅津商店」の建物を再利用されているのが特徴です。

映画内では、映画館「ミナト座」として登場し、映画内の重要な建築物として紹介されています。主人公とは切っても切れない関係にある建築物になっているので、映画内でどのような扱いになっているのか確認してみてください。

・西部地区の店舗

映画「世界から猫が消えたなら」では、「カモメ時計店」として登場する「西部地区の店舗」は、現在は住居として使用されています。

劇中では、主人公の父親が経営している時計店として紹介されており、劇中でも重要な建物として紹介されているので、映画を見て確認してみてください。

原作はあるの?

映画「世界から猫が消えたなら」には原作があります。原作は、「電車男」を企画・プロデュースした「川村元気」さんが書いた小説を参考に、製作されているのが特徴です。

自分が飼っていた猫が、突然姿を消したことや携帯を失くした時に感じたことをもとに製作した小説で、ファンタジー要素が含まれていながらも、家族の形を描いたドキュメンタリー要素も含まれているので、誰でも楽しめる内容となっています。

微妙な設定などは、原作と映画では異なる部分もありますが、結末や重要な部分では共通することが多いでしょう。映画が面白い・感動すると感じた方は、原作小説も読んでみることをおすすめします。

出演者の演技レベルや衣装について

映画「世界から猫が消えたなら」では、僕役と悪魔役の両方を佐藤健さんが演じています。悪魔は冷淡な一面を持つ存在として登場しており、僕役とのギャップの演じ分けを見事に行われているのが、佐藤健さんの演技力の高さを実感することができるでしょう。

また彼女役の宮崎あおいさんや濱田岳さんは、世界から大切な物を消すことで、本来顔見知りであった僕のことを完全に記憶から失くし、他人のような関係になっている演技をしているのが俳優レベルの高さを感じることができます。

登場人物は少ないものの、有名な俳優陣による演技力により、魅力的な映画になっているので、一度見て感動してみてください。

ラストや映画全体の考察・解釈

映画「世界から猫が消えたなら」では、ラストに父親に宛てた手紙を送り、父親の元に飼い猫のキャベツを預けるシーンで最後を迎えています。最終的に、悪魔の提案によって猫を消す選択をしなかった主人公は、余命を迎えることになるでしょう。

それでも、自分の命よりも猫と家族の思い出を消すことができないため、猫を消さずに自分の運命を受け入れることに決めました。

最後は、母の死から一切口を利くことがなかった父の元にキャベツを預け、死を迎える準備を整えています。

死ぬことよりも、自分が生きてきた思い出が無くなる方が辛いと主人公が悟ったため、少しは救われた気持ちで僕は天命を全うすることができたのではないでしょうか。

監督は誰で、他にどんな作品を作っているか

映画「世界から猫が消えたなら」の監督は、「ジャッジ」や「恋は雨上がりのように」を製作した「永井聡」さんです。多くのCMを製作するCMディレクターとしても知られており、人が見ることで感動できる作品を作り出すことに長けています。

映画監督としては、人の細かい心理描写を映像として形にするシーンが多く、共感できる部分や人間の弱さを表現することで、感動できる作品となっているのが特徴です。本作「世界から猫が消えたなら」でも、自分の運命を受け入れられない若者の心理描写を緻密に表現しており、感動できる部分が多いので、見ることで感動を受けることができるでしょう。

今後も、見ることで感動できる作品を製作していくことが期待されます。

まとめ

佐藤健さんが主役の「世界から猫が消えたなら」は、自分の余命1週間という運命を受け入れることができない若者を中心に物語が進められていきます。その中で、思い出と引き換えに悪魔と取引をして、余命を長くするというファンタジー要素が含まれている作品になっているので、自分ならどうするのだろうかという共感できる部分も多いのが、本作の魅力です。

実際に猫が消えるシーンはなく、自分の運命を主人公は受け入れることが出来ていますが、自分ならどうするだろうかと考えさせられる場面も多いでしょう。

全体的に悲しいストーリー展開になっていますが、内容としては前向きになれる家族のストーリーも楽しむことができるので、一度ご覧になってみてください。