モテキ

冴えない男性が突然やってくるモテキに翻弄されるコメディタッチな異色の恋愛映画です。もともとは漫画で深夜ドラマで放送され話題になり映画化されました。興行収入が20億円になるなど製作者ですら驚くほどの功績だったのだとか。不器用ながらも恋に人生を左右される、男性の物語です。カラオケのような演出もモテキの魅力だといえるのではないでしょうか。モテキならではのおもしろ名言も多数登場します!

主役や他のキャストについて

急にモテモテになる主人公の藤本幸世を演じているのは「森山未來」さんです。主人公と絡んでいく女性役にきれいかわいいの代表「長澤まさみ」さん、きれいなお姉さん「麻生久美子」さん、明るく元気な「仲里依紗」さん、大人の女性の色気「真木よう子」さんなど、とにかく豪華な出演者がたくさん登場します。コメディタッチの映画ではあるのですが、演技派の人たちばかりなので見ていて感情移入できたり楽しめるはずですよ。

あらすじや見どころ

藤本幸世は金なし夢なし彼女なし。派遣社員を卒業してニュースサイトのライター職として新しい人生の一歩を踏み出します。恋愛などのプライベートは全くで出会いもなく恋することも忘れた毎日を送っていました。そんな藤本にいきなりモテキが訪れます!全くタイプのことなる女性との出会いが藤本を変えていきます。

例えば見た目も趣味もど真ん中ですが彼氏持ちの雑誌編集者の「みゆき」、その友人で清楚系のOL「るみこ」、ガールズバーの派手系ギャル「愛」、クールビュティーな先輩社員「素子」それぞれ美女の間で翻弄されていきます。不器用な主人公がどうなっていくのか、その行く末に期待してくださいね。

主題歌のタイトルや歌手は?

ロックバンドの「フジファブリック」による、「夜明けのBEAT」は、ドラマでも主題歌を務め好評だったこともあり続投となりました。メインテーマに新人バンドの女王蜂の「デスコ」が起用されています。当時ワンマンライブでメジャーデビューが決まったばかりで、独創的で強烈なライブシーンがモテキの映画でも楽しめると話題になりました。女王蜂にあたってはモテキのなかで本人役としても出演しています。モテキの作品も印象強いのですが、作品に負けない刺激的な主題歌になっています。モテキの映画のなかに20代~30代の男性が好きそうなマニアックな音楽を散りばめているそうです。

ロケ地はどこ?

モテキは主に東京・千葉・長野にて撮影が行われました。例えば主人公の藤本幸世が住んでいる「山田マンション」は、大田区の池台にある実在するマンションです。下北沢にある“ヴィレッジヴァンガード”は幸世とみゆきが待ち合わせをしていた場所ですし、その後飲みに入った居酒屋も下北沢にある“ととしぐれ”です。映画の中で愛の母親がやっているスナックも出てきますが、映画内ではシーズになっていて、本当の名前はニュースエヒロで、CGで名前を修正したと監督も話していたようです。ロケ地が比較的集中しているので聖地巡りも兼ねて巡ってみるのもいいかもしれません。

原作はあるの?

モテキの原作は漫画です。講談社のイブニングにて連載されていて「人類必読の書」というキャッチコピーがあるように、時代を超えて読まれる漫画だと言われています。映画よりももっとコメディタッチのものになり、登場しているみゆきのキャラが変わっているなんて声もあります。原作ではどちらかというと女性に共感できるポイントをたくさん取り入れているようです。

出演者の演技レベルや衣装について

モテキの出演者の演技レベルは全く問題ありません。特に主演の藤本幸世を演じている森山未來さんは、他にも主演をはった経験のあるほど演技力には定評があります。俳優としてはもちろんダンサーとしての活躍するなどマルチな才能を発揮しています。2016年には日本アカデミー賞の優秀助演男優賞を受賞しました。また長澤まさみさんも数々の作品に出演する有名女優さんになり、前作の世界の中心で、愛をさけぶでは森山未來さんと共演するなど2度目になりました。モテキは脇役を固めた出演陣もとても豪華で、みゆきの彼氏役を演じた金子ノブアキさんも独特の雰囲気がある俳優さんとして人気があります。

ラストや映画全体の考察・解釈

モテキは原作を見てから映画を見ると物語の展開の違いなどを実感することがあると思います。原作は女性目線が多く心情なども描かれていますが、映画版はサブカルチャーの文化がふんだんに盛り込まれています。例えばロックフェスなどもまさに現代人っぽいといえるのではないでしょうか。そのため若者に取り入れやすい映画でもあるといえます。

モテキでは登場人物の心情の変化をミュージカル調でも表現していて、新しい映画だと思います。正直モテキというタイトルで考えると主人公がモテモテで…というのを想像しますが、決してそんなことはなく主人公の成長やみゆきとのやり取りから考えさせられることもたくさんあります。

決してそんなことはなく主人公の成長やみゆきとのやり取りから考えさせられることもたくさんあります。

例えばみゆきが幸世に言った「幸世くんじゃ成長できない」からは、全く自分に自信を持てないみゆきがダメなままの自分でいられる、本当の幸せな相手を見つけられたこともわかりますね。

監督は誰で、他にどんな作品を作っているか

モテキの監督は大根仁さんです。映画だけでなくドラマの演出家としても活躍しています。テレビドラマ版のモテキの演出・脚本・撮影も努めています。他にもドラマではTRICKやまほろ駅前番外地、2019年には大河ドラマのいだてんも担当しています。映画監督としてはSUNNY 強い気持ち・強い愛、アニメでは打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?などの脚本も手がけています。ミュージックビデオにも関わるなど、幅広い分野で活躍しています。

映画モテキは漫画やドラマとの内容の違いを比較しながら見るのも面白いと思います。森山未來さんが甘々な主人公を演じていて、この役は他の人では再現できなかったのではないかなと感じます。最後の展開がもともとの原作とは違うこと、出演している女優さんや俳優陣も豪華なので贅沢感もあります。ミュージカル調で進んでいきますので気軽に映画を楽しめます。